最近、興味の延長で大学物理を再び勉強し始めました。具体的には熱力学で、エントロピーをちゃんと理解しようというのが当面の目標。進捗はかなり牛歩。(そういばエンタルピーって言葉もあったよね)
そこで先日、高校時代の物理の先生に「エントロピーって、高校の時やったっけ?」ってメールしたら、「エントロピー増大の法則はやった」との返答があり驚いた。というわけで、本当は高校物理から復習するべきだったのですが、そこはうろ覚えとインターネットの力で突破できるだろうと、無視して進むことにしました。
ちなみに、買った参考書は「熱力学-現代的な視点から(新物理学シリーズ)」(古本)。2000年発行なので、大学で熱力学の授業を受けていた時には存在していなかった本。内容はなかなか良い気がする。
当然のように数式が出てくるのですが、刷り込みとは恐るべきもので、高校数学は直感的に分かるんです。分数を積分するとlogになるとか、導出しろと言われると多分困るのですが、計算上は自然と処理していました。
一方、やっぱり大学数学には苦戦します。というか、物理を挫折させた張本人が大学数学なわけですが笑
突如、gradが出てきて「読み方は何となく覚えてるぞ」ぐらいで何者か、どう処理していいかまったく思い出せず立ち往生しました。高校数学と比べて、大学数学はまったく血肉になっていないことを改めて実感。
物理屋にとって数学はツールで、それがなければ何もできないので、大学一年目に物理は学ばず、数学だけを集中して丁寧に(←これ大切)勉強した方がいいのではと今さら思った。(物理で生き残る人は、自主的にやってるんだろうけど。。。)
というわけで、とりあえず物理数学の参考書も購入しました笑
いやはや道は遠い。果たしてエントロピーまで辿り着くんだろうか。。。乞うご期待。