8/29/2010

REMAIN IN LIGHT

2007年、雑誌“レコードコレクターズ”が創刊25周年記念として、
60年代〜80年代の年代別ロックアルバムベスト100という特集を組みました。

80年代のNo.1は、“Thriller”でも“Purple Rain”でもなく
意外にも(個人的に)TALKING HEADSの“REMAIN IN LIGHT”でした。

名盤であることに疑いの余地はないのですが、
ある種クセのある作品なので意外でした。

当時、ロックバーの常連達20名ぐらいで1位を予想し合っていました。
ボクは“Joshua Tree”か“War”か“Avalon”を予想していました。
“REMAIN IN LIGHT”を予想したのは一人だけでした。

捨て曲のない作品は沢山ありますが、
それだけでは“ベスト”とは呼べないということが分かります。

“AIR PLAY”などがランクインしていることから、
かなり日本的なバイアスがかかったランキングだとは思いますが、
高評価というのは、クオリティが高い事は前提で、
独創性という要素が必要になるようです。

独創性だけ、捨て曲なし(非の打ち所がない)だけでは、
そこそこの評価になってしまい、
突き抜けるには、その両方が必要なようです。

と、超久しぶりにTALKING HEADSを聴いて思いました。
音楽からは色々学びます。

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