折角なので(何が?)、ソーシャルメディア周りで感じた事について書いてみようかな。
先に書いておくと、僕が住んでいる地域は、アメリカ国内でも比較的クリエイティブで柔軟な思考を持ったエリア(Y+K発祥だったり、市長はゲイを公表して当選した全米初の人だったり)だと言われていますが、とは言え、大都会でもないので情報は最先端ではないと思うので、悪しからず。
まず、Facebook。
色々言われていますが、それでも絶対王者といった感じです。何だかんだ利用者は多いですし、街中でも、かなりの割合でFacebookページを開いている人を目撃します。日本では、まだ特別なメディアという印象も残っているかと思いますが、アメリカでは完全にインフラです。「Facebookアカウント、持ってる?」この質問は不要です。
利用方法は、頻繁に書き込むというよりは、知りたい情報を効率よく収集する受動型が主流になっている模様。これは日本のFacebookユーザーも同じかな。
つづいて、Twitter。
Twitterのユーザー数世界一は未だアメリカだと思いますが 「ホンマかいな?」と思う程、見聞きしません。衰退した、もしくは過去のものという印象。
質問サイト(Yahoo!知恵袋みたいなサイト)が、まだ活発なところをみると、意見の言いっ放し(たまに反応がある)というのがアメリカ人の性に合わないのかもしれません。よく分からないけどw
LinkedIn, Tumblr, Pinterest, Google+, WordPress.com(ソーシャルメディア?), MyYearbook(meetme) その他は、一定の利用者がいるように感じますが、それぞれ特性があるので万人利用という感じはないです。それでいいと思いますが。勢いだけみるとPinterestが一歩リードという感じ。
ソーシャルメディアかどうか分かりませんが、Instagramは人気です。Facebookに取って代わる事はないでしょうが、長期定着しそうなサービスの最右翼という印象。
各サービスについてはこんな感じですが、そもそも、この手の話自体がかなり古くさいトピックなのだと思います。(日本でも同じでしょう)
FacebookがGoogle並みの使用頻度と市民権を得た今となっては、ソーシャルメディアという単語は完全に過去のもので(そもそもソーシャルメディアってどういう意味だっけかw)、Facebook以外の上記は、明らかに"メディア"ではなく"サービス"です。優劣はなく、各自使いたいサービスを選んで楽しめるようになってるので、それでいいと思います。どのサービスも、Facebookを越えるんだ!なんて考えていないと思いますし。
広告分野で使う場合は、各サービスの利用者層が違うので、ターゲットを多く抱えた
サービスに限定して露出や利用するのが効果的かと。とにかくユーザー数が多いメディアを使え!ってのは効率的なようで非効率だし。Facebookで広告展開せずに、Tumblrだけってのも十分にアリだと思いますが、クライアントを説得するのが難しいですかねw
Facebookと同じ文法で、それを越えるメディア(情報発信収集のツール)は出てこない気がします。そして、Facebookが衰退し始めているということは、そのメディア自体が衰退し始めているのでしょう。
エラい人は、まったく新しい文法で、新しいビジネスモデルやフィールドを作ろうとしていると思いますが、 個人的に、それはネット上ではない気がしてますし、かといってリアルの場でもないような。答えは分かりませんが、きっと賢い人が何か考えている事でしょうw そして、それを作るのはアメリカ人かインド人、大穴で中国人かなと思っていたり。
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