2005年にこんなものが発売されていたとは、まったく知らなかった。モンクとコルトレーンのライブアルバム。発売当時、かなり話題になったみたいなんだけど、まったく気付かなかったなあ。伝説として語り継がれていた1957年のライブで、とにかくこの時のコルトレーンがスゴいという噂を聞いて、流石に無視できず、少し前にiTunesで購入。
ジャズに詳しくないので専門的なレビューは他にお願いするとして、素人としてはこんな事を思いましたよと。1曲目"Monk's Mood"、モンクの心地よいピアノで始まり、2分過ぎあたりからコルトレーンが入ってくるんだけど、「いつものコルトレーンとそんなに変らなくね?」という感じ、もちろん良いんだけど、コルトレーンなわけです。
しかし、曲を追うごとに徐々に変貌していき(その変化の感じが良かったりする!)、4曲目"Nutty"あたりから激熱プレイのオンパレードに。一般的には7曲目の"Sweet and Lonely"がベストオブベストなのでしょうが、個人的には8曲目の"Blue Monk"にグッときた。緊張と緩和が調和したプレイが最高にカッコよくて心地いい。
発売から7年も経って言うことでもないですが(笑)、間違いなく歴史に残る名盤。ジャズに興味がない方でも、これを聴けば何となくジャズの魅力がわかると思います。
ジャケットの一筆書きもカッコいいし、帰国したらCDも買おうかな。
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