久しぶりの物理学科の集いで「宇宙を一度でも夢みたことがあるなら、今すぐ読むべき」と、かつて同じ志だった友に言われ、Kindleで一巻を買ったが最後、気付けば最新の23巻まで制覇してました。
宇宙兄弟の魅力は登場人物で、全員宇宙への憧れを抱き続けた図体だけデカくなった子ども達。我武者らに幼い頃の夢を追いかけるその姿を見続けるうちにNASAやJAXAの職員も本当にこんな人たちばかりなんじゃないかなと思えてきて、その無邪気さにちょっとジェラシーしてしまった。
僕がああもあっさり宇宙物理を諦めてしまったのは、目に前に立ちはだかった大学物理や数学の壁を蹴散らすだけのPower of Dream(このHondaのタグラインって良く出来てるなー)がなかったからなんだろうな。中2のときに図鑑でアンドロメダ大星雲を見て宇宙を志した程度の想いなんて、物理学科にくる誰しもが持っているものだったんだなと気付かされた。そして、今またその熱が点火し始めている、この年でマンガの影響で(笑)
そんな宇宙兄弟を勧めてくれた友達は、今やお母さんで高校で物理を教える先生なんだけど、 物理の楽しさや宇宙の魅力を伝えられるポジションにいる事すら羨ましくなった。子どもができたらせめて星がよく見える場所で育てたいなー
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