6/08/2010

ズレ

最近、自社紹介の仕事(というのか?)をしていて、ふと気付いたのですが、
我々が訴求したい事(“売り”だと思っている事)と、
お客さんが知りたい事には、
えらく差があるのではないかと。

例えば、我々が訴求したい事が
「3D技術」や「ワンストップ」だとします。
確かに、新しい事へのチャレンジの象徴であった3Dや
2社がくっついて出来たワンストップな会社という事は、
競合他社との差別化という面からも言いたいことです。

しかし、お客さんは、
本当に、そんな事を知りたいと思っているのでしょうか?

お客さんの立場に立ち、初取引の協力企業に対しては、
ボクなら、こんな順番で知りたいです。

◎ちゃんと仕事をしてくれる(信用できる)
◎丁寧な対応をしてくれる
◎実績
◎価格が安い
○いいものをつくる/クリエイティビティに優れている
○ネームバリュー
△チャレンジ精神
△総合力

「ちゃんと仕事をします。おまけにチャレンジ精神もあります」
「チャレンジ精神があります。おまけにちゃんと仕事をします」
上記2つの協力企業があった場合、どちらに発注するでしょうか。
初取引なら、多分前者です。

今一度、何を“売る”べきか、
考えなおすべきかと。

3 件のコメント:

  1. いいこと言うねー。その通りではないでしょうか。
    基本的には対応力というサービスかと。
    求められるチャレンジはプラスαでなく、新しい市場の開拓ですかね。

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  2. 既存のお客さんと、新規開拓のお客さんによって、
    知りたい情報は違うんだろうけど、
    基本「ちゃんとしてるかどうか」を知りたいんだと思うんだよね。
    WEBサイトや会社案内で、どう表現すれば伝わるのか、
    分からないけど(笑)

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  3. そうねー。
    状況によるけど、ちゃんとしてるだけだと
    価格競争にのまれるっていう焦りはあるかな。
    俺もこんなんだけど、ちゃんとしてたいですよ。
    依頼自体が無茶苦茶すぎて、愛せないけどさ。。

    会社案内で表現てのが無理じゃねw 会って話さないとってことかもね。
    ちょっと恋愛と似てる。わからん!!

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