当時のバイトの体制は、
日勤:10:00~16:00
夜勤:16:00~22:00
泊り:22:00~翌10:00
という365日24時間体制の3交代制で、ボクは夜勤と泊りが担当でした。
大晦日は、なぜか毎年、
その時のキャップと呼ばれるバイトリーダーみたいな人が
泊まることになっていて、ボクも21世紀はテレビ局で迎えました。
街頭でカウントダウンのドンちゃん騒ぎがあったり、
ニュースネタはチラホラあるのですが、
ボクの過ごした00-01年は比較的平穏でした。(呑んでましたw)
その前年は、
年末に世田谷一家殺害事件やコンピューターの2000年問題があったので、
ちょっと大変だったみたいです。
さて、
そんなバイトをはじめた年に、逃亡していた許永中が発見されました。
ボクには「名前を聞いたことがある」程度の人物だったのですが、
超大物です。
途端、デスクや記者さんが慌しく動き始め、他局との取材合戦が始まります。
どんな風貌になっているのか、
これまでどこに潜んでいたのか、などの取材、
取材をもとにしたニュースの原稿作成、
原稿の尺を何分にするか、
原稿の構成を考えたり、アーカイブ映像を探し出したり、
瞬時に色々なことをしなければなりません。
ニュース番組の放送まで5分を切ってるときは大変です。
すぐに原稿が必要となるのです。
バイトも仕事は増えるのですが、
こういう「見つかった、逮捕された」という過去系の出来事は、
規模にもよりますが、割とすぐに収束に向かうのです。
すでに拘束されていて、今から事件の起きようが殆んどないからです。
大変なのは現在進行形のニュースです。
この話は、また次回に。
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