10/10/2011

育成、大切

よく「ひとりで仕事をしている」と言われますが、
別にひとりで仕事をしたいわけじゃないです!

後輩がみな忙しそうなので、何だか頼むのが申し訳なくて、
結果ひとりで仕事をする羽目になているのです。
売上ないから頼めないってのも大きいけど。

どうもウチの会社には、
後輩を育てているというより後輩を使っている先輩が多い気がする。
時に「後輩を育ててること」と「後輩を使うこと」はイコールだと思うけど、
基本的には全然違うのではないだろうか。

自分が楽をしたいから、面倒なことをやりたくないから、
というスタンスが散見される。
というのも、仕事全体を任せるのであればいいと思うのだが(ちゃんと先輩が責任を持てば)、
明らかに面倒なパートだけお願いするというのはどうだろうか。
この前「自分がやるのが面倒だから言ってるんじゃない」みたいな
御為ごかしな発言をした人もいたけど「いや、面倒なんだろ!」とか。

教育の基本として
「(自分で)やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」
という山本五十六の言葉を信じているので(小学生の時からずっと親父がこれを言ってた)
面倒でないと言うなら、まず後輩の目の前で自分でやってみせた方が、
教育のためには絶対にいい。

このままでは後輩の成長は個人のポテンシャル頼みになり(すでになっているけど)
組織崩壊への道にひた走る事になると思う。
若手がいないのであれば、尚一層若手の教育に注力すべきだと思うのだが。

育てる気はなく楽する気なら、後輩を“使わない”方がいい。
そして、そういう使い方をしている先輩を見つけたさらにその上司は、
反発があろうとも、すぐにその関係を断ち切った方がいいと思う。

稚拙な話だが、組織改革の第一歩はそこじゃないのか、とか。


今となってはどうでもいいけど、
僕と一緒に仕事をすると、後輩は色々学べると思うけどなぁ、
とボソリ。

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