このゴールデンウィークは、最近買った音楽を聴き直すいい機会になりました。欲の質が変わったなんて事を書いておいてなんですが、音楽に対する欲は相変わらず旺盛なようです。
Bon Joviは、前評判に関係なく新譜が出たらとにかく買うという特別なアーティストのひとつで、3月に発売された新譜"What About Now"も発売日にAmazon.comでポチりました。
音楽を手軽に買えるようになってから(経済的な意味で)、1枚のアルバムを昔ほど聴きこむことがなくなり、買って5回ぐらい聴いたら次へ、という残念な消費の仕方が増えました。(学生時代にハマった音楽の方が思い入れが強いのは、経済的に余裕がなく、限られたアルバムを聴くしかなかったからなんだろうな)
Bon Joviの新作もそんな聴き方をしていたのですが、この休みに改めて聴いてみると「やっぱ安定して、いい作品作るなぁ」と思ったわけです。まあ、ありがちなんだけど笑。
今作も彼ららしい聴き込むほど旨味が出てくるスルメ型のナイスな作品に仕上がっています。カラッと陽気な"Slippery When Wet"路線ではなく、"These Days"のようなアーティスティック路線(よう分からんけど)。
お気に入り曲は"Pictures of you"で、キャリアがそろそろ30年になるというのに、老境に入らず、こういう若々しくグッドバイブな曲を聴かせてくれるのはファンとしては嬉しい限りです。気になる方は、YouTubeで。
日本では、ミドルテンポの楽曲が中心のアルバムが続いたので、Bon Joviは、もはやロックバンドにあらずというイメージになりつつあるようにも感じますが、去年、海外iTunesでのみ発売されたライブアルバム"Inside Out"を聴くと、まだまだロックしているのが分かります。なんせ、一曲目が"Blood On Blood"
今作は、久しぶりにライブに行きたくなる作品だったので、 12月に来日という噂もありますが、"Inside Out"のテンションのまま来日してもらいたいです。
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