「東京キリンビバレッジサービス」社員の過労死(自殺)を労災に認定された訴訟、
久しぶりにただのニュース記事で泣きました。
(内容詳細は「キリンビバレッジサービス 自殺」とかで検索してみてください)
親の心情や、自殺の直前まで家族の事を思っていた被害者の事を考えると自然と涙が出てきた。
被害者の残業時間だけをみると(労働環境は分からないけど)超過酷と言えないかもしれないし、この事件に対するコメントに「俺の残業時間はもっと長い」なんていうのも散見されたけど、それに対するコメントは冷ややかで「奴隷自慢されても・・・」的な意見もあった。
訴訟時(なのかな?)の会社のコメントは「他の社員と同程度の残業で、特に過酷ということはない」というもので、読んで憤った。
仕事量や内容は個人の性質と希望をベースで決められるはずで、他人と同じだから苦痛はないというアホとしか言いようのない企業体質を正当化したところが許せなかった。(逆にそれでしか反論できなかったのかもしれないけど)
そして、判決に総務部が「コメントできない」としたのもどーかと。担当一個人の意見を会社の総意にできないので、社長の許可がおりた正式なコメントを待っているのは分かるけど、そんなチンタラした対応しかできない会社だから、こんな事件が起きたのだと思う。久しぶりにムカついている!
何かが起きてからだと遅いし、往々にして事が起こるまで気付かない。この会社もそうだったと思う。そこに責められるべき要素は多々あるはずだが、本音としては、ちょっと仕方ない部分もあると思う。(正当化してるわけでは決してない!)
しかし、せめて事が起きてからの対応は誠心誠意行うべきだ。事後対応は、その事件をどのように扱っているかという会社の姿勢に他ならず、ましてや今回のような人命を奪う結果になったときに、こんなおざなりでなおざりな対応でいい筈がない。
というか、こんな事は常識じゃないのか?
東京キリンビバレッジサービスは猛省し、対応に誠心誠意取り組むべきだ。
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