8/29/2012

会話力

英会話を学び始めた頃にも似たような事を書いた気がするのですが、スピーキング力は、会話力8で英語力2ぐらいのもんだと、ディベートやフリースピーチの時間が増えた今、改めて感じています。その意味で、そもそもの会話力がなかったんだと凹んでるわけですが、何とか改善しようと努めています。

そもそも、 会話が持続しないのは、ほぼ100%自分(各自)に責任があって、相手は関係ない。「相手が魅力的な話をしないから」類いの言い訳や思考は、テストで「簡単な問題じゃないから解けない」と言い訳するのと同じで、結局、自分の処理範囲が狭いことを晒しているだけで努力が足らん訳ですorz... 今さら(涙)
以前、ネタの引出しが少ないという理由で、自ら降板したラジオパーソナリティがいましたが、ネタのボリュームと聞く力(英語だと尚更難しいけど)と会話を楽しもうとする姿勢が三位一体となって初めて会話は弾むのだと言い聞かせ、最近は臨んでいます。
あと、今の先生がよく言うのは「YesかNoかだけを答えるな! 何かあるだろ!」と「"分からない"とだけ言うな! 分からないなりに何かあるだろ!」という事です。彼は厳しいので、Yes/Noを問う質問でも、それだけを答えると「何度も言わせるな」と怒ります。いい刺激ですが、そもそも日本語でも答え辛いような議題もあり、道は遠いなぁと思うばかりです。アメリカ人て、小さい頃からこんな訓練してるのかなぁ。。


【ヒマネタ】
「彼は私より速く走った」これを英語に訳すと、"He ran faster than me. "ですが、英会話に慣れ始めた頃は、比較級の部分を "more fast"もしくは"more faster"と言ってしまうと思います。「んなことねーよ!」と思うかもしれませんが、無意識下で咄嗟に答えると多分こうなります。

これは韓国人も同じで、必要のないところで"more"を使う人は沢山います。最近、少し慣れてきたけど、僕もそうでした。これは、日本語では比較級を表現するとき“もっと+〇〇”となるので、この語順が抜けていないからです。(韓国語でもこの文法は同じ)
英会話初心者は、多分"faster"を使います。それは日本語で考え、それを完璧に英訳したあとで発するからです。
英会話に少し慣れてきても、基本的には頭に浮かんだものを英語に置き換える作業をするのですが、細かい部分まで訳さず構造だけ考えるようになるので、ディテールを詰め切れず"more fast"を使ってしまいます。
この領域を過ぎると、ナチュラルに"faster"を使えるようになるのでしょう、きっと。
これは最近気付いた面白い指標だなと思い書いてみました。どーでもいいか、こんな事w

8/27/2012

リスト作成

先日、アップル対サムスンのアメリカラウンドの陪審団の評決が出て、興奮した勢いでFacebookに投稿しかけた時、「いかん、いかん。韓国人が見るんだった」と踏みとどまりました。

そんな事もあり「やっぱりリスト作るか」と思い至り、昨日ちまちま作っておりました。結局殆ど使わない気もするけど、これでポストするメッセージの公開範囲を都度決められるので取り敢えずひと安心。そして、これは知らなかったのですが、自分のタイムラインがどう表示されているのかを、友達を指定して確認する機能があり、それを利用してテスト投稿をしチェック完了。(テスト投稿は削除済み)

と、ここまで書いたこととは矛盾するんだけど、基本的には自分の書いたことや情報を隠すつもりはないんです。僕のFacebookの公開設定がどうなっているのか知らないけど、誰が見てくれても構わないと思っているし、多少残念だけど、そもそも意識する程見られてもないはず。一方、自分のタイムラインをカスタマイズするのは結構好きで、割とザクザク非表示にしたりします。Twitterからの自動転載や、〇〇と〇〇が友達になりましたとか、ゲームなどなど。そうすると、ごちゃごちゃしていて結局「よー分からん」となるFacebookも随分スッキリしてきます。今でもFacebookは日本では馴染まないと思っているけど、雑多な情報だだ流れのタイムラインよりは、多少整理した方が便利さを感じられるようになると思う。

8/21/2012

今週は色んな意味で“戦争”

先週は40度近い気温が続いたポートランドですが、週末からグッと気温が下がり早くも秋の気配。9月から雨期(多分、来年の5月ぐらいまで)が始まるらしいので、多分このまま秋に突入かと。夏、短い。。

新しいクラスには随分慣れたのですが、いよいよ僕を除いて全員韓国人というクラスになりました。(すぐに新しい人が入ってくるかもしれないけど)そして、今週のトピックは「戦争」。タイムリーです! オレの信条は扨措き、アメリカ人(先生)や韓国人がどう思っているかは興味深いところです。割とフリートークの時間を多く設ける先生なので、うっかり発言には気をつけねばw 日本の品位を保つ為に。

こういう「品位を保つ為に」って思考は、極めて日本的だなぁと思う。これが悪いとは思わないけど。アメリカ的には、自分の意見は包み隠さずハッキリ言え、となる。そして、その意見が対立するものであっても、まず意見を述べるという行為が尊重される傾向にあるので、決定的なものでない限り、その影響が人間関係にまで及ぶケースは少ない気がする。お互い人間なのだし、ひとつやふたつ意見の違いはある、という前提。ただ、世論が大きく傾くような決定的な事を仕出かした場合は、保証の限りではない。
自分と意見の違う人を認められず、自分が信じているもの以外を否定的に捉えるというのは、ただ視野と度量が狭いだけで、日本の社会や会社内に、このアメリカ的な文化を取り入れる事ができたら、人間関係の問題は結構解消されるのではないかと思う。

8/14/2012

ソーシャルメディア 雑感

折角なので(何が?)、ソーシャルメディア周りで感じた事について書いてみようかな。

先に書いておくと、僕が住んでいる地域は、アメリカ国内でも比較的クリエイティブで柔軟な思考を持ったエリア(Y+K発祥だったり、市長はゲイを公表して当選した全米初の人だったり)だと言われていますが、とは言え、大都会でもないので情報は最先端ではないと思うので、悪しからず。

まず、Facebook。
色々言われていますが、それでも絶対王者といった感じです。何だかんだ利用者は多いですし、街中でも、かなりの割合でFacebookページを開いている人を目撃します。日本では、まだ特別なメディアという印象も残っているかと思いますが、アメリカでは完全にインフラです。「Facebookアカウント、持ってる?」この質問は不要です。
利用方法は、頻繁に書き込むというよりは、知りたい情報を効率よく収集する受動型が主流になっている模様。これは日本のFacebookユーザーも同じかな。

つづいて、Twitter。
Twitterのユーザー数世界一は未だアメリカだと思いますが 「ホンマかいな?」と思う程、見聞きしません。衰退した、もしくは過去のものという印象。
質問サイト(Yahoo!知恵袋みたいなサイト)が、まだ活発なところをみると、意見の言いっ放し(たまに反応がある)というのがアメリカ人の性に合わないのかもしれません。よく分からないけどw

LinkedIn, Tumblr, Pinterest, Google+, WordPress.com(ソーシャルメディア?), MyYearbook(meetme) その他は、一定の利用者がいるように感じますが、それぞれ特性があるので万人利用という感じはないです。それでいいと思いますが。勢いだけみるとPinterestが一歩リードという感じ。

ソーシャルメディアかどうか分かりませんが、Instagramは人気です。Facebookに取って代わる事はないでしょうが、長期定着しそうなサービスの最右翼という印象。


各サービスについてはこんな感じですが、そもそも、この手の話自体がかなり古くさいトピックなのだと思います。(日本でも同じでしょう)
FacebookがGoogle並みの使用頻度と市民権を得た今となっては、ソーシャルメディアという単語は完全に過去のもので(そもそもソーシャルメディアってどういう意味だっけかw)、Facebook以外の上記は、明らかに"メディア"ではなく"サービス"です。優劣はなく、各自使いたいサービスを選んで楽しめるようになってるので、それでいいと思います。どのサービスも、Facebookを越えるんだ!なんて考えていないと思いますし。
広告分野で使う場合は、各サービスの利用者層が違うので、ターゲットを多く抱えた
サービスに限定して露出や利用するのが効果的かと。とにかくユーザー数が多いメディアを使え!ってのは効率的なようで非効率だし。Facebookで広告展開せずに、Tumblrだけってのも十分にアリだと思いますが、クライアントを説得するのが難しいですかねw 

Facebookと同じ文法で、それを越えるメディア(情報発信収集のツール)は出てこない気がします。そして、Facebookが衰退し始めているということは、そのメディア自体が衰退し始めているのでしょう。

エラい人は、まったく新しい文法で、新しいビジネスモデルやフィールドを作ろうとしていると思いますが、 個人的に、それはネット上ではない気がしてますし、かといってリアルの場でもないような。答えは分かりませんが、きっと賢い人が何か考えている事でしょうw そして、それを作るのはアメリカ人かインド人、大穴で中国人かなと思っていたり。

8/12/2012

レベル5

新クラスは、予想通りレベルが高かったです。

苦手なリスニングは会話スピードも内容も格段にレベルアップしていてチンプンカンプン。リスニング中、生徒はメモをとるのですが、今の先生は自身も黒板(じゃないけど)にメモります。メモの取り方は、人それぞれだし、最終的には打合せでのノートの取り方に似てくる(かなりぐちゃぐちゃ)のだろうけど、今は先生の手法が勉強になっていて有り難いです。それぐらいメモれるぐらいに聞き取れるようにならないと意味ないけどw

そして、ちょいちょいディベートもあります。トピックは「死刑は廃止にすべきか」「外国語は幼少期から習うべきか」といった一般的な内容ですが、正式な方式で行われるので、時間にシビアで、自分の意志とは異なる意見をサポートしなければならない場合もあるし、相手の意見に対する反論もすぐに考えて話さなければならないので、なかなか大変ですが、これはちょっと楽しい。そして、改めて、話せるようになる事が僕の目標なんだと気付いたわけです。もっとスピーキングを鍛えなければいかんですな。

今回の先生は、授業進行が上手いだけでなく、今のレベルにあった厳しさもあり、またいい出会いをしました。感謝感謝。


さて、9月から大学に戻る友だちが多いこともあって、8月は寂しい月になりそうです。ちょいちょい送別会的なものに顔を出しながら、引き続き自分の勉強も続けていこうかなと。

8/07/2012

レベルチェック2

先週、10週毎に行われるレベルチェックテストがありました。レベルチェックは、以前も書いた気もしますがTOEFLに準じた形式で行われます。

受験後の手応えは、前回受けた時(レベル3→レベル4)程ひどくない、という感じでしたが、手応えがまったくあてにならないのが英語なので不安だったのですが、無事パスしてました。晴れて最高レベルのレベル5です。ヤター

ちなみに点数は79点(100点満点)でした。
リーディング:20/25
リスニング:18/25
スピーキング:21/25
ライティング:20/25
成績は予想以上でしたが、やはり課題はリスニングか。。。

レベル5は午前授業(8:00〜11:10)なので、朝型人間(英語では"early bird")には有り難いばかりでなく、一日を効率的に使えるということもあり、いい事尽くめ。また明日から頑張るぞ、と。

8/06/2012

Longevity

8月に入り、ようやく夏到来の感あり。昨日の最高気温は39度でした。30度すらあまり越えなかったのに、いきなりやってきました。湿気がない分、不快感は少ないのですが、流石に39度は暑かった。

さて、先週の授業のテーマは“寿命”でした。

中高の頃は、太く短く30代半ば人生が終われば最高と、今思えば何とも罰当たりな事を考えていて、それ以来まともに自分の寿命の事を考えた事がなかったのですが、改めて「何歳まで生きたい?」と問われ、考えてみたら結構意外な答えでした。
それは「出来るだけ長く生きたい」です。脳死になったら全臓器使ってください、にサイン済みなもんで、健康であればという条件付きですが、その理由はひとつで「地球や文化の進歩を、できるだけ長く見ていたい」です。太くなれなかったって理由ものあるけどw やっぱりミーハーなんだなと。

授業で、長寿に関するニュース番組を観たのですが、104歳の病院でボランティアを務める女性や、102歳の現役法律家で日々勉強を続ける男性は、驚くほどイキイキしていました。車を運転して仕事場に通ったり(流石に危ない気もする)、毎朝エクササイズしたり、お洒落したり、コメントにユーモアがあったり、スーパー爺ちゃん、婆ちゃんでした。ニュースによると、寿命を決めるのは30%が遺伝子で70%が環境や行動(behavior)だそうです。1/3が予め組み込まれたものなので、その他要素で完全にコントロールはできませんが、この2名のように生き甲斐はやっぱり大切なんですね。

僕の人生もいつが最後か分かりませんが、「楽しい人生だった」と言って終われるような行き方をしなきゃなと。そして、それが人生の目的なのかも。