転職活動記録、最終回。
無事に一次面接をクリアし、社長面接とSPIが次回の選考内容との案内を受けました。企業にもよりますが、転職の場合、社長面接(最終面接)は顔合わせという感じで、よほど何かなければ落とされないだろうと思っていたので、気を抜かずに準備しつつリラックスして臨もうと思っていました。
問題はSPIです。非言語分野と言語分野と性格診断の3構成のテストですが、とにかく苦手。所謂一般的な就職活動をした事がない僕にとっては、書類審査とならぶ鬼門が筆記試験です。テクニックが備わってない上に、場数を踏んでないので、あらゆる意味でテスト下手です。
ただ、ここで落ちたら情けないと思い(こう思うようになったあたり成長したなと思う笑) 、今回は古本屋で転職用SPI対策本を購入し、2,3度やりました。1回目は意外と正解できずに軽く凹みました。
さて、本番。部屋に通されると机にはPCがおいてあり「ん?」と思ったのも束の間、試験はPCでと案内され、動揺を隠せず思わず「えっ!マークシートとかじゃないんですか?」と聞き直してしまった。
極度の緊張と、1年ぶりぐらいのWindowsキーボードという不慣れから、基本情報や数字の打ち込みすら何度も間違う始末で、さらに焦る。対策本の構成通り非言語→言語の順かと思いきや、初っ端が言語という事が判明し、ここで緊張がレッドゾーンまで振り切れました笑
そして、1問目から対策本に載ってない問題。(というか全問載ってなかった怒)
「日照」という単語は、一文字目と二文字目に同じ意味を重ねた単語、一文字目が二文字目を修飾している単語、一文字目と二文字目が主語述語の関係、とかを選択肢から選ぶという超どーでもいい問題。まだ、単語の意味を問う方がいいだろ!
こんな感じで各問題について言いたい事は山ほどあるのですがキリがないので割愛します。まあ、出来は最悪だったと思います笑
続けて、性格診断ですが、これもどうかと。例えば問題はこんな感じ。「あなたは理論的に説得する方ですか?それとも、感情に訴えかけて説得する方ですか?」と訊ねられ、どちらに近いかを4段階で選べ。まともな社会人ならケースバイケースだと答えるだろうし、それが“いい”答えだと思うわけ。ゴールは説得してオとすことで、手法は相手によって変えるのが普通だし。とそんな感じで、愚痴しか出てこないSPIだった訳ですが、改めてこの価値って何だろうと思いました。
社長面接は、1時間以上雑談して、最終選考はSPIの出来に目を瞑ってくれれば大丈夫かな、という感じで終了。
そして、その日の夕方に電話で内定の知らせを受けました。
つくづく転職活動は縁や運だなと思います。転職は、その時に、その職種を募集している企業があるかないかが重要で、また、転職活動する側の人間も企業を慎重に値踏みするので、お互いが握手できるかどうかは、運としか表現のしようがありません。ちなみに、新卒の就職活動は実力だと思います。
そんなわけで、来週から再び社会人になります。学生気分が抜けてないと言われないように頑張りたいと思います。
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