6/25/2012

食事について

今回は食について書いてみます。食事は、節約と健康維持の為、基本自炊しています。社会人になってから自炊の機会は減りましたが、元々嫌いではなく、学生時代は割と自炊していました。学生に戻ったってことで自炊再開。料理の準備の実験っぽい感じが好きなのかも。
とはいえ、レパートリーは多くないですし、売られている食材のボリュームが大きい事もあって、煮込みものなど数日食べられるものを一気に作ってしまう事が多いです。後は適当にパスタとか。
日本にいた時と同様こちらでも夕食はがっつり食べないようにしているので(サンドイッチを作るぐらい)、自炊は昼のみです。そんな訳で、こちらに来てから太っていません!むしろ痩せたかも。

食材はというと、普通のスーパーで入手できるものは日本と比べてかなり少ないです。根菜はまずないですし、ネギや茄子なども日本のものとは随分違い巨大です。また、豚肉も少なく、鶏肉はあるにはありますが、ヘルシー志向の人向けといった感じなのか、オーガニックチキンが多く高いです。価格は大量に獲れるものは安く、例えば、お米は日本より安いですし、牛肉は豚肉や鶏肉より安いです。一方、アメリカ人にとって一般的ではない食材は高く、例えば、もやしは日本と同量で価格は3〜4倍します。また、アジア系の調味料も種類は少ないですが売られています。僕の住んでいる地域は、アメリカ内でも比較的、自炊率が高い地域だと聞いたことがありますが、それでもこんな感じです。やはりアメリカの食文化は乏しいです。

今日、戦前からあるシアトル・ポートランド地域では有名な日系スーパーに、少し遠いのですが初めて行ってきました。
このスーパーには、日本の食材だけではなくアジアの食材や調味料が売られており、近所のスーパーより種類が豊富で少し安く買えたので、いくつか調味料など買ってみました。
漬け物もありましたしインスタント食品や納豆の種類はかなり豊富でしたが、高かったので見送り。でも、スーパーは見て回るだけでも、やっぱり楽しいですね。ちょいちょい行ってみようかな。そして、今日入手した調味料や食材で近々パッタイを作る予定です。
こんな感じで、こちらでの食事は割と楽しめています。

6/23/2012

寛容な社会

ファーストサーバーや原発に対する人々の反応に空しさを感じます。全員の意見を知っているわけではないですが、もう少し寛容であってもいいのではと。天災だろうと人災だろうと起きてしまった事は仕方がなく、そして誰しも間違いをおかせば失敗もするわけで、規模の大小はあれど、それをイチイチ糾弾していたら、先に進むものも進まなくなります。まして原発は、未曾有の大地震が引き金で、現状把握すらできず、規模の大きな余震も続き、自身の生命さえどうなるか分からない状況で冷静に判断・対応するのは、ほぼ不可能だろうと思うわけ。 
だからと言って、失敗が全面的に許されていもいいとは思ってなくて、然るべき団体や人物が(監督官庁や上司など)が、然るべきペナルティを与えればいいと思っている。僕が被害者であったとしても、そう思う。

一度事が起こると「金払ってんだから、何とかしろ」という態度にでるのは品性に欠けると言わざるを得ないし、金と物やサービスは等価交換で、お金を支払う側だけがエラいというわけではない。双方がリスペクトし合って然るべき関係だ。不当に高かったり納得できないなら、その物やサービスを選ばなければいい。

メディアが発展し、誰もが情報発信者に容易になれ、情報発信することの快感を覚えた一方で、その情報に対する責任はそれに見合っていない。特にTwitterは、情報発信の快感と「ただの個人のツブヤキだから」というエクスキューズが同居した快適な場で、だから流行ったんだと思うけど、そういう場では意見が過激になり易い。そして、それが引き起こしているのは、過剰な社会的制裁で、木っ端みじんになるまで叩きのめす風潮がある。とても幼稚な行動に思える。
誰にでも病気になる可能性はある、誰にでも大切な物を無くす可能性はある。それらと同じように誰にでも失敗や間違いをおかす可能性はある。そんな一般的事象を許す事ができない社会より、再起できる場所やチャンスを与える寛容な社会であって欲しいと思う。それが出来るようになった時、日本は新しいステージに進むんじゃなかろうか、とか。

6/22/2012

やっと安眠

引っ越して、ベッドを買うのが急務だったので、よく考えずに値段とコンパクト性からエアベッドを買いました。空気で膨らましたバルーンのベッドですね。
毎日使っていると空気が抜けていくだろう事は想像していたし、半年ぐらいだったら都度、空気を入れればいいやと思っていたのですが、先日、穴を発見してしまいましたorz 
「シュー」と音を出しながら、勢いよく空気が抜けてやがりました。買ってから、たった3週間。。。
ガムテープで覆うも、どうにも空気は隙間を見つけて逃げ出すようで、空気を満タンにした状態(高さ60センチぐらい)で寝始めても、起きたら地べた、という日々が2、3日続きました。これ以上、毎日ベッドの事を考えたくないのと、眠りも浅くなった気がするので、昨日IKEAに駆け込み、厚めと薄めのマットレスを2枚購入。
こちらのIKEAの利点は、 午前中に買い物をすれば、最短でその日の夕方以降にデリバリーしてくれる事です(地域によるけど)。こちらのAmazon(ebayもだけど)は日本とは違い、翌日配送は期待できないので、こういう急を要する事には不向きなのです。
昨日の夕方は学校があって受け取れなかったので、今朝デリバリーしてもらい、今夜からもう寝る事に悩まなくてすみます(^o^)/ 生活するってこんなに大変だっけか、と思う日々ですw

6/18/2012

WWDC 2012

シアトルに向うAmtrakの中で、WWDC2012をリアルタイムで追っかけていました。そろそろ1週間が経ちますが、この週末に発表会の様子やプロダクトの紹介ビデオをひと通り観ました。
Intelの新CPUがローンチされましたし、Retina displayが搭載されたMacが発表されることは予想していたのですが、それでもやはり興奮してしまいました(笑)僕は、iPhoneやiPadよりMacの発表の方が、如何にも最新テクノロジー搭載という感じがして好きです。そして、第一印象は「そこまでハイスペックにして意味ある?」と毎度思うのですが、気付けば、それがスタンダードになってるからAppleはつくづくスゴいなぁと。

今回、特に気に入ったのが、MacBook Pro with Retina displayで採用された新設計のファンです。従来の殆どのファンは、ファンの羽が均等で配置されているため、ノイズの周波数が一定しうるさいようですが、新採用のファンの羽は非対称に配置されていて、周波数が分散するので静音とのこと。
従来のファン
新設計のファン
何となくアップルの常識から言えば、シンメトリーに拘りそうなものですが、クオリティ向上の為に、こういう事をあっさりやってのけるのは見習いたい姿勢です。アップルのクリエイティブに聖域はないんだなと。

Jonathan Ive はプロダクト紹介ビデオの冒頭でこんな良さげな事を言っていたので写経。(毎回、同じような事を言ってる気もしますがw)To create something thats genuinely new, you have to start again and I think with great intent you disconnect from the past. ←間違っているかもしれませんw

6/16/2012

ポートランドと日本人

今週は学校がくれたバケーションの週で学校が休みでした。もう金曜日の夜、楽しい時間が過ぎるのは早いなあ。

この時間を利用し、1年ぶりにシアトルに行ってきました。去年行ったときには気付かなかったのですが日本人がかなりいる事に驚き、留学先としてシアトルを選んだら息苦しかった(うまく表現できませんが)と思います。ポートランドには日本人が少なく、実際、唯一連絡先を知っていた日本人も今週シカゴに引っ越しをし、日本人の知り合いがまたゼロになりました。
先日、韓国人と話していて「日本人、いなさ過ぎだよ、a few じゃなくて few だよね」と言われましたが、実は学校に数名の日本人がいる事を知っています。しかし、さすがポートランドを選んだ日本人だけあって、みんな日本人の友だちを作る気がなく超疎遠ですw

でも、実はこの環境を割と気に入っていて、すべての事を自分の英語力で何とかしなければいけないというのがいい訓練になっていて、ポートランドを選んだのは、なかなかのファインプレイだったなと我ながら思うわけです。
一方で、こちらに来る前、帰国子女の元お客さんに「日本人の友だちはできるだけつくらない事。でも、イザという時に助けてくれるのは日本人だったりするから少しはつくるように」との助言を頂き、まだイザという時が訪れていないから何とかなってますが、少しは日本人の知り合いも作らないとな、最近は思ったり。

とにかく、本気で語学留学するなら中規模都市で日本人が少ない地域を選ぶことをオススメしたい。生きる術と語学力が同時に学べるのと、少ないとはいえ日本人がいない事はないので、イザという時も何とかなる(ハズな)ので。

6/06/2012

引っ越しました

6月ですね。最近、引越しがあってバタバタしていました。初めの家の契約が切れ、更新できなかったので、近所の1920年代に建てられたアパートに引っ越しました。

引っ越し自体は滞りなく行ったのですが、部屋に入ってビックリ。家具やベット、食器類など一切何もないのです。(初めの家はすべて備わっていました)家を検討している時「家具など備わってますか?」の問いに「ある」って答えたと思ったのに、僕の勘違いか、違う事を聞いてしまったのか、とにかく何もない部屋でした。という事で、最低限必要なものを一気に買い、だいたい揃ったのですが、まだベットが届いていないので、ここ数日、床で寝ております。身体が痛いし、寒いよー

引っ越す前に、電気屋とガス会社には自分で電話してね、と言われ「電話、ヤだなぁ」と思うも、やるっきゃないので電話しましたよ、超ドキドキしながら。
ガス利用開始にあたり立会い検査をしてもらい、その日、学校から帰ってくると、ストーブの辺りから微かにガス漏れの臭いが。。。マジかよorz..
で、今朝、またガス会社に電話をし「ガス漏れの臭いが微かにするのですが、もう一度、チェックしてくれませんか?」と言い、エマージェンシーにつなぐと言われ、サイレン鳴らしながら来られても困るので(というか恥ずかしいので)「微かに(slightly)」を強調しながら説明してみました。
ガス会社の人が1時間ぐらいで来てくれて、バルブが金属疲労でダメになっているので修理しないとダメだね、との事。修理っつってもオレの責任でもないし、このまま生活する訳にもいかないので、バルブごとパイプを抜き取ってもらいガス管に蓋をしてもらいました。ストーブなんて使わないからいいやと。

さらに、引っ越してすぐに電球が切れたり(しかも、電球の位置が高すぎて椅子にのっても届かない。。。)、出だし最悪な引っ越しです。この先、まだ何かありそうで怖いですが、とりあえず6ヶ月間は、ここで住む予定です。